加入者の健康保持・増進のために健康保険組合が実施する保健事業は、事業主の健康経営®(※)推進に寄与する取り組みで、事業主と健康保険組合がコラボヘルス(協働)することによって相乗効果が期待されます。
コラボヘルスとは、「健康保険組合等の保険者と事業主が積極的に連携し、明確な役割分担と良好な職場環境のもと、加入者(従業員・家族)の健康づくりを効果的・効率的に実行すること」をいいます。
「健康寿命の延伸」に向けて、国が強力に推進する疾病予防・健康づくりの重要な柱になっているのが、健康保険組合などによるデータヘルスと事業主の健康経営®であり、両者の連携により、疾病予防・健康づくりの実効性を高めることができると期待されています。
(※)健康経営®
事業主が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できるとの基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。
なお、健康経営®は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。