向春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は当健康保険組合の事業運営に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、平成20年度にスタートした新たな高齢者医療制度における納付金、支援金等の過重な負担と高齢化の進展、医療の高度化等による医療費の増加により、多くの健康保険組合の財政状況は一層厳しさを増しています。
当健康保険組合におきましても、平成20年度から経常収支がマイナスとなり厳しい財政状況が続いています。高齢者医療制度における納付金等の負担は、平成26年度決算では保険料収入の約48%を占めています。
この間、当健康保険組合は保険料率の平成25年度から83‰から93‰への引き上げと別途積立金の取り崩しで対応してきましたが、さらなる高齢化の進展に伴い今後も医療費・納付金等の増加が見込まれ、また予期せず医療費等が急増するリスクに備えるためにも、より安定的な組合運営を行うにあたり保険料率の引き上げが必要となりましたので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
つきましては、下記のとおり健康保険料率の変更について、第113回組合会で承認されましたのでお知らせいたします。今後とも、当健康保険組合の事業運営にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
記
健康保険料率 現 行 93‰ ⇒ 変更後 98‰
負担割合 事業主様 現 行 48‰ ⇒ 変更後 50‰
被保険者様 現 行 45‰ ⇒ 変更後 48‰
介護保険料率 従前どおり変更なし
実施時期等 ・平成28年3月1日から施行し、平成28年3月分保険料(平成28年4月告知分)から適用
・任意継続被保険者は平成28年4月分保険料から適用
・保険料一覧表等詳しい内容につきましては、3月中旬にお知らせします。